ココロのスケッチ

絵を描くように綴りたいです。

44歳。お誕生日と映画と私。

1月10日。

44歳になりました。

 

たくさんのメールやメッセージをいただいてとても嬉しかったです。

 

母からも連絡があり。

生んでくれてありがとうってしみじみ思う。

 

いつも感謝しているのに。

周りに感謝でいっぱいなのに。

自分や自分の心を粗末にしてきてごめん。

 

でも命をもらってから44年たったよ。

二度目の命を貰ってから何年たつだろう。

 

今も私は迷ったり、悩んだりするけれど。

でも。

生きていて、生かされてて、生かしてもらってって。

そして。生きてる。

 

今日のお誕生日は母に。両親に感謝の日。

そして周りのみんなに感謝感謝・・感謝がつきない日。

 

そして。

子供たちに感謝。

今日のたくさんの想いをありがとう。

 

44歳の母に、今でもハッピーバースデーを歌ってくれるあなたたちに。

ありたっけの愛をこめて。

私は今を生きる。

 

 

昨日は誕生日の前夜祭で「レ・ミゼラブル」を観に行きました。

 

ツイッターにも書いたけど、私は小学校の頃からレミゼにはまりまくっていたもんだから。

最初はレミゼが読みやすくなってる「ああ、無情」

それから「レ・ミゼラブル」を読みました。何度も読み。

毎年毎年、読書感想文は「レ・ミゼラブル

他の本も読んではいるのですが。

 

毎年、自分が学年が上がるたび。何度も読むと。

いろいろ経験するたびに。感想がちょっと変わるのです。

読んだあとの感覚が違って。それが面白くて。

いつも感想文は課題図書以外はそれ。

 

世界名作劇場で「少女コゼット」もやってましたからね、あれもハマりました。

 

中学校1年の時は国語の授業で、お勧めの本を作文で紹介し発表する・・というのがあって。

もちろん私は「レ・ミゼラブル」ジャン・バルジャンのことをひたすら書きました。

 

高校の時に日本で「レ・ミゼラブル」のミュージカルを上演するってことになったとき。初演で全キャストオーディション。あ、もちろん、主要キャストは決まってたのかもしれないんですが。

私は自分の技術もなんも考えず。とにかく「レミゼ」に出たい、それだけで無謀にもオーディションを受け。確かエポニーヌ役を希望したんだっけ。

若いってすごいね。確かウエストサイドストーリーの曲をアカペラで歌ったんです。

落ちましたけど。

 

養成所の声楽のレッスンで民衆のうたをやったときは嬉しくて嬉しくて。

 

舞台もすごかった。

だから映画はとても楽しみでした。

 

 

もーーー。号泣でした。

モノガタリも全てわかっているのに。もう委ねました(笑)

泣くのを我慢せず。もうゆだねましたよ。

 

自然に涙がボタボタボタボタ。

 

映画の感想を書きだすとこれまた長文になってしまうので。

とにかく43歳、最後の夜を30年以上愛し続けた「レ・ミゼラブル」で過ごせて。

すごく嬉しかったです。

 

現実ではやっぱりまだ泣いたりできない。

だから久しぶりになんも考えず号泣できて。

 

気持ちよかった。

 

涙ってあったかかったのよね。

で、涙がつたったあとは、ちょっとかゆいんだわ。

 

って、久しぶりに思い出しました。

 

いつか。現実でもね。

泣けるようになれたらいいなあ。。。

 

 

あ!そういえば。

レミゼ号泣の前にも、今年は映画で泣いた。

 

「絶対王様」の主宰、作演出のざこちゃんこと笹木さんのオススメで観た映画。

ざこちゃんは今は映画を撮って賞もたくさん取ってる。

昨年末にざこちゃんと凄い久しぶりにダメトークして、

その時に教わって。

 

ざこちゃんとは20年前はよく語らったのだよなあ。

あの頃と変わらず。

楽しくて勉強になり。刺激になり。揺さぶられ。安心する。

 

話してるうちに、煮詰まってたものがとちょっと進むような感じ。

 

そのオススメの「パンズラビリンス」ダークファンタジーだけれども。

もーすごくすごくすごかった。

ざこちゃんに最強のハッピーエンドだったでしょ?って言われて

本当にそう思った。

 

今の私には心を揺さぶられるってもんじゃない。

そうなんだよ、そうなの・・って想いながら。

やりきれない気持ちもありながら。

 

やだーとかも想いながら。

でもラストは。。。

 

 

観終わったあとは私の大好きな「エレファントマン」の時を同じような感覚・・・。

 

生きるよ。

 

生きるから。

 

って思える映画でした。

 

 

私、洋画では好きな映画がめちゃくちゃあるんですけど、

昔は「ロードショー」とか「スクリーン」が愛読書だったくらい。

 

高校生のころから1人でフラフラ映画を観に行ってたんだけれども。

 

がびーん!!って来た映画って「エレファントマン」を筆頭に

「ディアハンター」とかとにかくいろいろあるんだけれども。

ありすぎて。

あと、揺さぶられた映画はその年齢のときによっても違う。

小学校、中学校、高校、養成所・・・明らかに変わってると想う。

うーむ。今度今の自分のベストをゆっくり整理しよう。

 

邦画は最近になってからよくみるようになったのです。

 

ちなみに邦画で好きなのは。

パコと魔法の絵本」「嫌われ松子の一生」・・はい、中島監督、大好きです。

あと「誰も知らない」・・・是枝監督も好きです。

 

それから三谷さんはもう。舞台からも映画からも外せないお方・・・。

一番好きなのは「ザ・マジックアワー」

 

西田敏行さんも大好きなので、「星守る犬」はもう。

西田さんが・・西田さんが~~!!ってな気持ちで泣いてしまう。

 

 

これもですね。

観たときの自分の状況によって大きく変わっているのだと想うのですが。

最近の自分はこんな感じなのかなあ。

 

「トイストーリー」3作、「ドラえもん」シリーズは別枠、殿堂入り。

 

 

映画。

本気で撮りたいなあって想ってます。

いろいろ企み中です。

 

「箱の中の空」を映画バージョンに書きなおそうと想ってるのです。

舞台では描けなかったシーンも「箱の中」にはあるので。

 

思い切り。あの「箱」を描こうと想ってます。

 

なので今からハグメンバーにどこまで露出オッケーか聴いてます(笑)

 

私も。彼女たちの末路を演じたい。

 

うん。自分がやりたいポジションは決まってるの。

 

 

痩せよう。。。。

 

 

でも全ての企みも。

 

「今」を生きてこそ。

 

今やるべきことをひとつひとつやっていかねば。

 

台本台本、だいほーん。

 

 

44歳。

 

 

楽しみながら。

まだまだいろいろ挑んでゆきたいです。

 

 

動ける間は。

やるのみ。

 

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そうして44歳になったばかりの私は、勢いで推敲もせず

この記事をアップしてしまうのだった。。。。