ハグハグ共和国「Infinity」ハグメンバーによる、あらすじコンテスト①
恒例になってまいりました。
ハグメンバーによるあらすじコンテスト~!
今回は趣向を変えまして。
大賞はいちばん最後に発表いたします。
でもメンバーのあらすじは全部、晒します、
私独断の賞をつけまして(笑)
今回の発表は。だらだらだらだらだらだら~~!
「あらすじではないんだけど、なんとも読みごたえがある文章で、みんなのあらすじを発表前にまずは読んでいただきたいで賞」
月野原りんです。
ではお読みください~。どうぞ!
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さて。そもそも「つづき」などあるのだろうか?
昔々あるところに…で始まる物語。どこにでもある物語。
登場人物は様々な出会いと別れ、喜びと悲しみを経験して成長し、ある結末を迎える。
それは表紙をめくった瞬間から始まり、最後のページを読み終え本を閉じるとそこで終わる。そして頁をめくればまた、初めに戻っていくらでも同じ物語を始められる。同じ物語を。何度でも。
しかしそれは本当に「同じ物語」なのか。
勿論書いてあることは変わりはしない。一言一句同じことが書いてあるだろう。
しかし私たちは、様々な角度からその物語を眺めることができる。
お気に入りの人物に感情移入したり、歴史と重ねてみたり、筆者の考えに同調したり否定したり。
少なくとも2度目に読む時は、初めての世界とは違う。多少なりとも「わたし」の入った物語になるのだ。初めて読んだ時の印象をもった「わたし」が読む物語は、読み返すたびにいくつものパラレルワールド(並行宇宙)を形成するのだ。
だから厳密に言えば「同じ物語」
などは存在しない。「わたし」が変化する存在である以上、その「物語」も変わっていくのである…。
………。
そこでやっと『Infinity』のあらすじの話になったりするのであるが…。
あらすじは、「昔々あるところに…」では始まらない。
端的に。簡潔に。具体的に。
「誰々が何処そこで何をした。さて、その行方は…?」という具合である。
どこにでもあるあらすじの形。結論までは書かない。何故なら結論まで書いてしまうと、読み手の楽しみを奪ってしまうから。
あらすじのつづきは、世界が語られたあとに、読み手が描き続ければ良いのである。
今回『Infinity』を再々演すると、ハグハグ共和国史上、最多公演作品となる。
それだけ皆さんに愛されてきた作品だということだろうか?
初演の『Infinity』で色濃く表現されていた「人生の秋」。
再演の『Infinity』では「命・愛・夢」をテーマに。
そして今回は…。
…あとは…みんなのあらすじを読んで下さい。
………………ね。( ̄▽ ̄;)
…だって!
書けないんだもの (*`へ´*)←
あらすじを書こうって時は“スジ”つまり、最初から最後までの物語の流れがわかった上で「…さてその行方は?」って書くわけですよ。
あらすじコンテストをやる度に言ってる様な気がするんですけどね、ハグハグ共和国の作品に“あらすじ”を求めるなんて…!しかも作者自ら!∑(゜Д゜;)
いや、誤解のない様に言っておきますと、スジはありますよ、きっと小学生でもちゃんと書いてくれるであろうあらすじが。なので物語の入り口はあります。
ん?「入り口はある」ということは「出口」は…?
あえて言いましょう。(=゜ω゜)ノ
出口は…「わかりません」。
ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘
言ってやった!言ってやった!
これから沢山のお客様にこの作品を観ていただこうというのに、副代表自ら「わかりません」と言っちまったぞ、どーなってんだ!
…クレームは制作の方へ。m(_ _)m←
何度も読めば読むほどいくつものパラレルワールドが出来上がるばかりで、何度その世界で生きてもまだまだ「わたし」が掴めない。
「昔々あるところに」で始まった物語は、やはり「めでたしめでたし」で終わるのが良いのだろうか。それとも…?
あとは皆様にお任せします。←
その「つづき」をどうぞ、確かめに来てくださいね。
ハグハグ共和国vol.30『Infinity』
9月7日(水) 11日(日)。
大塚萬劇場でお待ちしております
ハグハグ共和国ののんびりねこ、月野原りんでした!(Φ∀Φ)☆