ココロのスケッチ

絵を描くように綴りたいです。

こころのかけら。

ブログに全キャラクター祭りを開催するはずが、写真をアップデート?できなくなり、
仕方なくツイッターやフェイスブックで全キャラ写真を投稿、掲載するという苦肉の策をとった私。

それぞれの写真をツイッターにアップするとき、
改めて板の上で生きてる表情・・・つまりは表現なんだけれど、その表現に揺さぶられたりしました。
 
表現するということの幅広い楽しみ方を知ってれば知ってるほど。
深みのある表情がうまれたり。

舞台という空間、お客様の目の前で繰り広げるからこその表現の奥深さ。
想いを共有するということ。
それをどう伝えるか・・・ハグ的に言うと描くか。
それは舞台人としてものすごくものすごく今後も探究してゆきたいテーマだなって想う。


なーんて・・・お芝居について真面目に語りだすと朝になるから、今はちょっとだけ置いておこっと。

ともあれハグのホームページでも公演写真掲載の準備が、ゆきによって着々と進んでおりまする。
楽しみであります!是非お楽しみくださいませ。


そしてそして。
先日、ハグメンバー会議がありました。
前回の公演の収支報告だけではなく、反省会、今後のこと・・いろんな話がありました。

反省会って響きはなんか〜?って感じかもだけど、
すっごくすっごく大事だ。

一人でやる反省会よりも発見もたくさん生まれる。


なんならそれが、ホームを持つ表現者ならではの良いところでもあると思う。

当たり前のように次は無いのが舞台。

そもそも今この時の舞台はもう二度とないわけだけれど。

たくさん、失敗し気づき、悩んで迷って、そしてまた気づき。
その時間を必死で生きて。
そうやって自分も磨かれていくのだと想う。


だからかな、大変であれば大変であった人ほど、
お客様にみせるものとして、表現することを諦めなかった人ほど、
凄く成長していくのだなあってみんなをみてるとしみじみ思う。


芝居は楽しい。でも決して楽ではない。
モノヅクリは楽しい。たくさんの力にも感謝。
けれど決して甘えてできるもんでもない。

むしろしんどい。苦しい。

でも。
お客様からもらうもの、想い。
終わったあとで頂くコトバ。


大事な時間、お金、心・・・それらをいただいて
劇場に来てくださるお客様がいる舞台をやるからには。


簡単にできるわけない。

不安が生まれないわけがない。

不安から不満があることだってあるかもしれない。

でも。
それはモノヅクリをする上で当然あるもんだと想う。


全員が「自分」じゃないんだから。


・・・って結局真面目になっちゃってるがね。


そんなわけでですね。
私は、いつもハグ本公演の際には場内整理をやらせていただくわけなのですが。

感謝をこめて笑顔でお出迎えしたいわけなのです。
これからも。
それは続けていきたいなあって思います。

そのうち。自分自身、もっと力をつけてもっと堂々と自信が持てるようになったら。
もっともっとお客様に喜んでいただけるような場内整理を目指したいのです。


・・・んん??


言わんとすることは繋がってるからだいじょうぶかな(笑)
なので、作演出もがんばります。

客演もがんばりまする。



そして公演が終わったあとに。そっと振り返り。
自分だけで反省するだけではなく。
あえて集団でやる反省会。

他者からは自分はどう見えていたのかを意識するチャンスでもある。

やってるつもり・・・でも、そう見えなかったら仕方ない。
伝える力が不足していた。

そして逆に。
伝えてもらってるのに、受ける力が不足していたことでもある。

自分を卑下してたら、いろんな想いが発信されていても、
拾う力が不足していたりする。


だれだって自分なりに一生懸命だと想う。

そして自分の落ち度はわかっていたりする。
わかっていなくても、無意識を意識化してもらうことができる。

けど。いざとなると。
どこでどんなふうにどう自分がうつっていたか・・・
そういった認識をする時はなぜか自分に甘くなったりする。


けど、言い訳無用であり。

誰かのせい、
何かのせいにばかりしているのは、自分のせいなのだと
改めるチャンス。


合わせ鏡の前に私たちはたっている。





反省会、みんなでシェアすること。

口だけで言うのは簡単。

でもシェアしてゆくことによって、その想いがいろんな方向に歩きだす。


ちょっと詰めの甘い意見は具体化したり、
認識が甘かったことを見つめなおすこともできたり。

迷ってる、悩んでる、その答えは、例えでなくても。
「今」を共有する意識が大事だ。


何より誰かの意見を聴くということ、そしてそれについてどう思うかを伝える、
そしてまた伝えてもらう・・・そしてまた・・という積み重ねもとても大事だ。

それによって何通りもいろんな選択肢が生まれてくるのだから。


自分はこうだけれど、相手はどうなのか、そしてそれは
歩み寄ったら凄く素敵になるのか、否か。


こうでなくちゃいけない、なんてことはないけれど、
きっと誰しもが、こうありたいって想いはあるわけだから。


しかし昔に比べたらメンバーは、
自分の話を(例えまだ決まってなくても、これから変わるとしても)
伝えるということ、言いにくいことでも言うということ、
が、すごくできるようになったんだなあって
、私も含めてだけど。

しみじみ思いました。



新しいメンバーも増えたからこそ。



いろんな考えがあっていい。

いろんな想いがあっていい。


いろんないろんな魅力があるからこそ。

互いの得手不得手を理解し、それぞれの役割を支え合える。


自分の得意(かもしれないこと)で、誰かを助けられるように、
発想の転換をしながら、創意工夫できるほうがいい。


それが表現者にとって必要な心意気だと想う。


舞台の上では。そうやって表現しているのだから。




てなわけで。
久しぶりにだいぶ語ったわ。


芝居はほんとうにしんどいから。

だから、やりたくない人はやらないほうがいいんじゃないかなって私は思っている。
だってきついから。


やりたいなら、やればいいんじゃないかなっていうふうにも思ってる。



でも集団の主宰はそこでたぶんものすごく悩むココロがあると想うのだよね。
あくまでも代表として。


あ!この話は、作演出、代表アルアル的な話で、すごくまた長くなるから。ともあれ。
本日は。


ありがとうございました。
なのだ。





そんなわけでたくさん悩みながらも、発見の面白さも感じているハグハグメンバーが参加する
次の舞台はこちらです!!



↓↓↓


グワィニャオン 年の瀬特別公演


ハグワィベル・シアター その1

『生きてるうちが華なのよ Re-Living』


【作・演出】西村太佑


【物語】
某日、TVはしきりに告げていた。

「町中で死者が歩きまわっています。
戸締りをして家から出ないで下さい!」

何の前触れもなく突如アメリカ全土に発生した死者の蘇り。
町中にあふれた死者達は
【生ける屍=ゾンビ】となり人肉を求めて生者に襲いかかる!
この異常事態に全米は大パニック!

しかし、日本も例外ではなかった。

東京の下町にも生ける屍の群れはあふれ出していた。
モノと化した肉体は無意識に歩を進め、
生者の情が呼び掛けるも死者の本能はその応えを失い人間の絆が破壊されていく。
彼らを突き動かすのは”生きたい”と思う強い心か・・・あるいは・・・

西の空が赤く染まる時、
穏やかな下町で死者対生者の攻防戦が静かに始まる。
かけがえのない人が生ける屍となった時、何を伝えてあげられるのか。

某ゾンビ映画の”その時日本では?”を勝手に描く
「ZOMBIE」アンソロジー!



【出演者】
★グワィニャオン★
西村太佑 渡辺利江子 すわいつ郎 石垣エリィ 一色彩世

★ジャングルベル・シアター★
浅野泰徳 神田英樹 福津けんぞう 本多照長 竹内俊樹
松宮かんな 野上あつみ 塚本善枝 升田智美

★ハグハグ共和国★
久光真央 月野原りん 櫻井ゆき 中村和之
窪田悠紀子 渋谷恭子 伊喜真理


宮崎重信 熊木拓矢 佐藤麻里子 田中沙季
市原博 岡教寛 石川健一 松下勇 YUHEI 坪野谷暁

咲野俊介


【日程】
2012年12月12日(水)〜16日(日) 全8ステージ

【劇場】
大塚 萬劇場
(JR大塚駅下車 徒歩5分)

【チケット】
前売 3500円(日時・座席指定)
当日 3800円
※チケット発売は10月中旬を予定しております




素敵な年末になりますよう頑張ります!!
よろしくお願いします。



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