ハグハグ共和国『シュガー×ペッパー』なんともうすぐ小屋入りです!
気が付いたら、いえ、知ってたけど。
稽古は残り3回です。
うわお。
こんなときこそ。
まだ3回あるって想うのだ。
ポジティブシンキング!
どれだけの修羅場をくぐってきたか。
それだけの逆境を越えてきたか。
その度にワクワクしやしなかったか?
全てはお客様のために。
自分自身の経験や糧とか。
そういうこともとても大事だと想う。
でもそこを越えて。
みえる景色は。
どんな状況下であっても。
より良いパフォーマンスをお届けするってこと。
でなきゃ全てに失礼だ。
ハグハグ共和国ならではの。
ハグハグワールドを。舞台からお客様へ。
お届けするためには。
己の不安やらなんやらよりも、
総合芸術の醍醐味をどれだけ感じて意識していくかであろうと想う。
自分も新人時代、よく想像した。
空間とお客様と。
その世界の住人であることの幸せを。
稽古してる最中。
いつも徹夜でずっとつくりものに追われて、毎日のベタ稽古で。
けど不安がいっぱいで。
寝てない。できない。やれない。
そんな無いことを数えることよりも、
出来たことを数える。
そしてお芝居のご案内をする。
稽古する。
また出来たことを数える。
小さな発見に気づき喜ぶ。
それから本番に近づいていくと。
美術、明かり、音楽も想像する。
ワクワクしてくる。
空間を意識する。
ますますドキドキしてくる。
劇場に入る。
なんにもない空間から。
世界が生まれていく。
明かり、音が加わって。そこに紙から飛び出したキャラクターたちはイキイキと動き出し、
モノガタリをつなぐ。
開演前。様々なことを積み重ねながら。時をまつ。
お客様がおうちを出る。
電車にのる。移動する。
駅につく。劇場につく。
開場する。
開演を待つ。
幕が開く。
住人が動き出す。
いつも凹んだ時はそれを想像した。
それを想像すると。
今、自分がやるべきことは何か、なんとなく見つかったりもした。
課題は必ず見えてる。
見えない課題に不安になり囚われてしまうよりも。
見える課題をとことん、とことん。
そうすると、どんどん課題が浮かび上がってきたりして。
それは登山にも似た、高揚感。
お客様を想像するだけでも。
自分のやるべきことは見えてくる。
私はどうしてここにいるのか。
何も意味がない人なんていない。
無駄なこともない。
だって。つながってるから。
全てつながってるから。
今のこの瞬間が。
いつかのどこかの誰かに。
いつかのなにかに。
必ずつながっていくから。
そんなわけで今日はエピローグの曲の録音作業がありました!
いつもはハグハグの看板女優の月野原りんが作詞、作曲でお届けしております。
毎回、試行錯誤しながら今までテーマソングをオリジナルで創ってきました。
それに、なんと。
今回は強力な助っ人!
星光さんよりご紹介いただいたミュージシャンの後藤冬樹さんが、今回、
アレンジ、演奏、録音作業などなど、もろもろやってくださいました!
冬樹さんは先日の『Aくんメモ』『帝の音、夜に華やぐ怒り』の音楽を担当し、
更に出演までもしてくださった筋肉が素晴らしいプロのミュージシャンです。
このご縁も。
星光さんからいただいた。
それはつまり西村さんからいただいた。
それはつまり。お二人のまわりにいらっしゃる全ての方々からいただいた。。。
なんて有難いんだろう。
りんちゃんの創った曲が冬樹さんによってまた素晴らしく出来上がる。
感激です。
これはヘビロテ必須です。
めちゃくちゃ素敵な曲です。
でもまだまだアレンジ作業を追求してもっともっと素晴らしいものになるみたい。
もー。再び、牛になる私。
もー、もー、もー!!!
はあ。しあわせだ。
りんちゃんの涙も私はよくわかる。
自分がやりたかったことが、誰かの力が加わって更に厚みを増し形になっていく。
その凄さ。有難さ。素晴らしさ。
出逢いでつながっていく可能性。
表現という素晴らしき世界。
ひとりじゃできない。
みてください、この頼もしい背中。
そして冬樹さんのこの要塞は音楽、音楽、筋肉、音楽、筋肉、音楽に溢れてました。
冬樹さんはどんなにしんどくても、音楽にふれていることはとても幸せなんだって。
うん。とてもわかる。
みなさま、チケットご予約がおすみでなかったら、是非是非。
是非。
劇場にいらしてくださいませ。
お逢いできるのを楽しみにしております。
ハグハグ共和国vol.25
『シュガー×ペッパー』
作演出:久光真央
2012年8月22日(水)〜26日(日)/中野 劇場MOMO
<あらすじ>
ある夏の日。
スランプに悩む漫画家の同級生を手伝うために作業場を訪れた秀子
突然現れた謎の「お助け隊」に翻弄されつつも
懐かしい同級生との再会を果たす。
故郷のあぜ道
そこに残してきた想い
忘れたいのに忘れられない過去
現在、未来、、
大人になるって?
誰かを想うって?
−今、あなたの時間は動いていますか?−
ハグハグ共和国が送る、
ちょっと甘くて、ちょっと苦い、
大人になりきれない大人達の、
ある夏のお話。
○チケット
前売2500円/学生1500円(学生証要)/当日2800円
○タイムテーブル
8月22日(水)19時半
8月23日(木)19時半
8月24日(金)14時/19時半
8月25日(土)14時/19時半
8月26日(日)12時/16時
※開場は開演30分前です
○出演
月野原りん
櫻井ゆき
宇田奈央子
こぢ
中村和之
戸塚まるか
窪田悠紀子
渋谷恭子
あきみ
浅野泰徳(ジャングルベル・シアター)
伊喜真理(サラエンタテインメント)
一色彩世(グワィニャオン)
菊池恵理
熊木拓矢
佐藤麻里子
じゅりな
橘理絵
鍋谷ナナオ
渡邉圭介
浅井星光(RHYTHM COLLECTION)
関田豊枝(歓伝‐KANDENDO-堂)
よろしくお願いします。
★久光真央専用のチケット予約フォームはこちら!★
http://ticket.corich.jp/apply/35823/002/
こちらは冬樹さんちのレオくん。
えへへ、モフモフさせてくれたよ。
感謝をこめて。
この夏。
今しかない、この夏に。
皆様に逢えますように。
当日はTシャツやハグハグ過去公演DVDなども発売します♪
スペシャルプレゼントもつけちゃいますよ。
それはまた後日♪