ハグハグ共和国『箱の中の空』メッセージ。
メッセージを描こうといろいろ考えてるうちに、
お仕事やらなんやらで、あっという間に年越しをしてしまいました。
ｶﾞ━━(;ﾟДﾟ)━━ﾝ!!
ちょっとちょっと、もう今更なんじゃないの・・・？
と想ったけれど、描きたいから書いておきます。
【伝えられるうちに伝えておかなくちゃ】なのです。
スタッフ様、お手伝い様、見えない全ての力、
お客様に感謝しているのはもちろんだけれど。
作演出にとって、特に脚本を描くものにとって、
キャラクターを動かしてくれる役者たちの存在は、
とてつもなく大きいです。
紙の上でしかなかった役が、役者が命をふきこんで
動かしてくれるんです。それもどんどん魅力的に。
飛び出す絵本みたいに、ワクワクドキドキします。
そんな表現者たちへ心より心より感謝をこめて。
舞台は風俗嬢の待機場所です。
まずはそこの男子従業員の３人。今回の出演者の男性５名は全員アテ書きです。
（まあ女子も結果的にアテ書きになっちゃったんですけどね）
【竹内健一】を演じた【中村浩司】さま。
このお話しを描くにあたり、竹内主任は是非中村さんにやってもらいたい、と
ずっと想ってました。なので、忙しい時期に本当に申し訳ないと思いつつ、
出演依頼をさせていただきました。ほんとお願いしてよかったです。
中村さんは存在感がありながら、さりげない繊細な芝居をする。
周りをちゃんと見て受けて芝居をするので、
いつも生きた芝居をするのだけど、なのにどっか頼りない感じがとてもいい（笑）
二枚目にならない二枚目だから得です←失礼。
中村さんは、演じることが本当に好きな人なのだと想います。
小屋にいる時、稽古場にいる時、台本を読んでる時・・・台詞を噛んだ時も。
自信なさげに子犬みたいになってる時でさえも。
そこに在る幸せ、想いを噛み締めてる気持ちが伝わってくるので、
とても信頼できる役者さんであります。
中村さん、忙しい中、本当にありがとうございました。
若菜ちゃんとのやり取り、ココロに染みてました。
ほんとにありがとう。またよろしくお願いします。
【中田修平】を演じた【渡邉圭介】さま。
もうね、中田っちも圭介くんには絶対やってもらいたかったんです。
【浅井】と【らいむ】との組み合わせもずっと考えてた。
この役を演じる役者たちは、とても相手を思いやる役者たちなんで、
最初はお互いに探り合ってて。遠慮しいというか、あ、どうぞどうぞ、みたいな。
でも、そんな三人がとても良い空気で。
そのムードメーカーになってたのは圭介くん。
圭介くんはりんちゃんの紹介だけど、なんでこんなに良い人なんだろうって思う。
良い人・・っていうかなんて言うか。
私、異常な人見知りなんだけど、圭介くんは平気だったんですよね。なんだろ、あの空気（笑）
小道具使いとか、何かトラブルがあった時の冷静な対処、気持ちとの連動とか感心してました。
私はいろいろ分かってるから圭介くんがどういうふうにリカバリーしたかを気づくけど、
台本や段取りを知らなければ気付かれないくらい自然。あと何気ない表情もすごくいい。
圭介くん、魅力あふれる中田っちをありがとうございました。
またよろしくお願いします。
もう何度も言っちゃってるけど私と圭介くんは、１月生まれで山羊座でO型で酉年でペガサスで
火星人−・・・という、ここまでかぶってる人は珍しいくらいかぶってるのです。
だから？と言われても特にないんですけど（笑）
あんまりここまでかぶってる人と出会ったことないからびっくりΣ(´∀｀；)
ちなみにモンハン仲間〜。みんなが戦ってるとき採取してた〜。
私もむやみに鬼人化して、誰もいないとこで双剣振り回してたけどね。
【浅井英明】を演じた【中村和之】さま。
前のブログでも書かせていただきましたが、ハグハグの新メンバーのなかむーです！
実は前回公演から私は狙っていたのですが、狙ってたというか、
次回はこういう役をやらせたい・・とか。
こういうのもあうかもしれない・・・とか、原石みたいな人でした。
なかむーは、とにかく若いのに気が利きます。
でも根っこが真面目なのかな〜、アクションもダンスも芝居もとても上手なのに、
もっと自信をもってもいいのにいつもどこか不安そうなんですよね。
もしかしたら、りんちゃんと同じようなタイプなのかな〜とか想ったりしました。
自分の目標値とか理想としてるものが、とてつもなく高い。
凄い人をたくさん観てるから、自分が出来るようになってきた・・と
想っても周りはもっと出来てる・・・う〜！まだまだだ〜みたいに悶々としてるのだろうか。
と、これは私の勝手な想像ですが(*´∀｀*)
とにかくハグハグ代表としても作演出としても、なかむーの存在で
また描く世界が広がります。嬉しいです。
あ、そうだ。なかむーは前作でも想ってたんだけど感情移入も早いし激しい。
稽古場でもどこでもツボに入ると【浅井くん】が泣いている。
こういう従業員さんに慕われてる【竹内】や【若菜ちゃん】ってどれだけ素敵なんだと
想ったりしました。もちろん周りの従業員さんもね。
なかむー、ありがとう。これからもよろしくです。
次回はダンスにアクションに泣いて笑って大暴れしましょうか・・ヽ(*´∀｀)ノ
スローやストップもどんどんやっていきましょ〜。
なかむーもモンハン仲間。なかむーは強いから、ねえさんと一緒に
最前線で戦ってくれる。私はウロウロウロウロ、やっほーいって走りまわって遊べるのだ。
それから従業員ではないんですけど、スカウトマンで
元ヘアメイクアーティスト。
【ミキオ】を演じた【坂本穏光】さま。
バリバリあて書きですけどね、やっさんは、基本的にはいろいろな役が出来るんです。
でも本人も気づいてると思うのですが、及第点をいつもとれる人・・になってしまう。
とっても勿体無い現象があったりします。
踊ってるときは違うんですよ（笑）
踊ってる時はそりゃもうイキイキしてるし、もう動きで表現することが楽しいのが
すごくわかる。
でも頭がいい子なので、役者モードになると。急になんか考えすぎてしまうのかなあ。
なので。やっさんのいいところをいっぱい出してもらおうとミッキーは生まれました。
実際に専属カメラマンさんはいますし、スカウトマンさんもいる業界です。
でも本当は・・・という夢を持ってる人も多かった。
挫折を知ってたり、どうにもならないことを体験してるからこそ
その傷みを知ってる人だからこそ、優しすぎない優しさがある。
だってどうにもなんないことはどうにもなんないじゃないですか（笑）
デリケートであり、でも頑固でもあり。頼もしくもあり。癒されたりもする。
たぶん待機場所にやっさんみたいなヒトがいたら、女の子はみんな愚痴を聞いて〜って
いうかも。
やっさん。魔法をかけてくれるミッキーをありがとう。
またよろしくお願いします。
女の子は呪文を貰えると強くなれる。やっさんは呪文が似合うのだ。
あ、女優では呪文が似合うのは、さとまりね(・∀・)
それから同じく元スカウトマン。作品中ではケーキ職人。
【福沢悟】を演じた【コヂ】さま。
コヂはハグメンバーです。ハグでは第二回公演から参加してますから、
そりゃもう古いメンバーです。
私はコヂがいると安心するんです、そりゃ舞台上ではハラハラすることしますよ。
いや、むしろ多いですよ。けどコヂって変なやつなんです。
頭はいいし、ココロは純粋だけど、凄いひねくれてる表現をするし、
感性が鋭いから指摘も的を獲ているし。冷めてる癖に情に熱い。
やる時は凄く一生懸命にやるし、でもやんないときはやんないし・・・
プライドはあるけど、自信がないし・・・あれれ？ここまで描くとめんどくさそうなやつ？
とんでもない。そこが魅力なんです。
コヂのことは、コヂと話せば話すほどわかる気がします。
ちょっと素直な表現をしなかったり、ていうか表現下手だったりするので
多大に誤解されちゃうヒトですが。芝居も良い時はすっごいいいんですよ。
今回、コヂに出演して欲しかったのは、
私自身の覚悟をこめる台本にもなるから助けて欲しい・・・というのもあったですけど、
後半で、作品の空気をまるで、ちっとも、わかってないヒトが出て来て欲しかったんです。
いわゆる、ぶち壊す人。
そんなにキレイな出来事ばかり続かないし、なんていうか、
いつもいい話してるときに、間の悪いヒトっていますよね。
それって救われたりする。・・・うーん、演じるコヂは大変だったと思うけれど。
私の中ではサトルは、サンタクロースです。
サンタさんは、ひとりひとりの細かい悩みなんて、たぶん、なんにもわかってないんです。
でも、のほほ〜んって現れて、細かいことはわかってないけど、
みんな笑って〜、みんな幸せに〜、って適当なことして笑ってまた帰っちゃうの。
箱をもってやってくる。箱の中身は・・？
そんなサトルはコヂ。
コヂ、今回もすごく忙しいのに無理を聴いてくれて本当にありがとう。
たくさん救われました。でも楽屋での下ネタは控えるようにします？しません？
これからもよろしくです。
以上が今回の男性陣へのメッセージ。
ってこの五人へのメッセージだけでも凄い時間かかってるΣ(´∀｀；)
女性陣は１０人いますが、端折る気持ちもないので、
また次の機会に・・。
また、次回って、もう年越ししたし、
もう今更・・・とか思われるかもですが・・・(；´∀｀)
でも描きます。
単純に、描きたいから。
それぞれに描きたいことがあるから。
伝えたいことは、本人に伝えるけど（笑）
ここに。
記しておきたいのですね。
歩みが遅くてごめんなさい。
１０人の女優陣も、ひとりひとりが本当に魅力的な役者ばかりです。
その魅力溢れる女優陣にも。その役柄にも。
メッセージを記しておきたいなって想います。
