これから。
東日本大震災から1ヶ月。
余震とは思えないくらいの余震が続いた今日。被災地の皆様は大変だろうなと想います。
私も微力でありますが少しでも出来ることを。やれたらいいなと想っています。
20代の頃に、初めて長期で回った旅公演が東北だったのです。
その時は自分自身は不安でいっぱいで。行く先々での暖かな笑顔に救われたから。
この1ヶ月は特に、舞台を打つことに賛否両論あったかと想います。関係者の皆様はたくさん悩まれた事と想われます。
私は、取り止めた皆様も。続行した皆様も。それぞれにお考えや意志があってのことであり。どちらも間違いではないと想っています。
大事なのは、選択してからの決意と覚悟や。。
選択肢によっての責任ある言動。そして笑顔。
選択したならば、笑っていけるように。。
後悔やらなんやらいろいろな想いは、どちらを選択したってあるんですから。人間だもん。
もしハグだったらどうするか?とは聞かれましたし、私も考えました。
私としては、たぶん公演を中止させていただいたと想います。
だからといって公演を行なった各皆様を、非難するつもりは毛頭ないし、自分自身、予定が合えば、元気をもらいに舞台に足を運ぼうと思いました。
ただ、いざ自分自身が興業を行うとなると。たぶんこの1ヶ月は避けたであろうと想います。
今の自分に出来ることを精一杯やることが大切であろうし、それが例えば具体的な物資支援や寄付であったり。
もちろん心のケアというのも非常に大切でありますから、歌だったり、芝居だったり、お笑いだったりもとても必要。
ただ地震がなくとも、常日頃から気にかけてることではありますが、無事に幕が開くか。無事にお客様が劇場にたどり着くか。無事におうちに帰れるか。。
消費電力はもちろんのこと、たくさんの力を動かすということ。
お客様に対しての安全性という責任と義務。
スタッフさんと役者とお手伝いさんを守るための責任と義務。
興業にあたる全ての金額を寄付出来れば良いのですが、シビアな金銭面。。
まだまだ震災中の現実を想うと。今すぐの劇場という場所での表現は避けたであろうと。
もちろん表現はしたいからやれる時期にはやりたい。
今、元気がある人が元気でいることは、とても大事。
そしてそこから。
責任と覚悟をもって、
笑顔でやれることはやれたらいいなと想うのです。
そこから。
これから。