恋のはじまり2。
私は何度も言いますが。恋愛苦手女子。基本的に男性不信。なのでSくん以来、特に好きな人は出来ず。
高校は望んで女子校に行ったので。女子校ライフを満喫し、部活の先輩に憧れ。彼氏なんかいらない〜と 謳歌していた。
私が謳歌している間に、みんなは彼氏作ってたけどさ(笑)
高校卒業後。ひとり暮らしを始めて。養成所もケーキ屋のバイトも落ち着き始めた頃。バイト仲間と飲みに行った時に。
隣の席にYさんグループがいた。初めは特に、だからなんだって感じ。
でもカラオケ付きの飲み屋だったから(まだカラオケボックスはない時代なのね)、自然に、他のグループが歌えば拍手をするし、笑いあったりもする。
Yさんが歌を歌った。BOOWYの『B・BLUE』めっちゃ上手い。氷室かと思った(笑)
でも私は相変わらず男性とは上手く喋れなかったので、話しかけられず。
次に私の歌が入っていた。中森明菜の『サンドベージュ』
席に戻ると、Yさんが大喝采。私は大赤面。
『なんかやってるの?』という質問にオロオロする私を、フォローするように友達が、芝居とバンドをやってることを伝える。自分で喋れないのか(笑)
『そっか、俺もバンドやってるんだよ』とオロオロな私にYさんはニッコリ。
そうなんですかとオロオロしつつも話が進み、
『○ちゃん可愛いよね』と言われ慣れないことを言われ。ヤバイ軽い人だ遊ばれる騙されると思いながら。
そこから基本的に全ての仕草がスローモーション。
アホまるだし2回目(笑)
Yさんに、中村あゆみの『翼の折れたエンジェル』をリクエストされて歌い。喜んでもらい。よく笑う楽しい人だなあと思っていて。
終電の時間になり。ちょっと寂しいなと思っていたら。Yさんに、引き止められる。ここは絵画(笑)
電話番号教えてもらっていい?と言われ。普段の私なら絶対に教えない。けれど、その時は教えてしまった。また逢いたいなって素直に思ったから。
その後。Yさんは会う度に、私はパンダに似てる、俺、パンダ大好きとか言い(笑)私を照れさせた。
結局は、半年くらいで自然消滅しちゃう、あまり良いドラマ展開ではなかったけど。
そして実は、もう顔もあまり覚えてないんだけど(笑)
始まりだけは今も懐かしく思い出す。
いろいろ勉強になりました。
ここを読むということはありえないけど、今は42歳かな。
元気でいてくれてたらいいな。