過去公演の動画をご紹介しつつ、
想いをしたためております。
ハグハグ共和国、ハグのYouTubeを知っていただけたら、、というのもありますが、
9月のハグ公演延期があったり、
最近の情勢もあったりしているので、、
この時期に自分自身いろいろ振り返ってるのもあります。
なぜ、舞台をやってきたのか、
やっているんだろう、、?
ハグハグ共和国20年目にいろいろ思い巡らすことで何かを見つけていけそうです。
劇場やスタッフさんのお仕事も含め、ご紹介していきたいと思っています。
今日はこちらをご紹介します。
「青の鳥 レテの森」
総合芸術的に一番ハグカラーが出ているものは?と聞かれたら、
私はこちらをあげております(物語はややこしいかもなんですが)
とにかく美術、照明、音響、衣装がめちゃくちゃマッチングしました。
いつもマッチしているんですが
この作品はとにかくスタッフさまの合わせ技のオンパレードに痺れました。
舞台美術と明かりの融合をみた瞬間、鳥肌。
スタッフさん同士も、おおー、いいね、やりよるな、ならばこうじゃ、みたいな会話もなされてて。
互いを引き立たせあい(もちろん物語を生かす前提で)
仕込み、シュート、場当たり、ゲネプロと初日に向かって進んで行くのですが。
場当たりの時に、その美術、明かり、音の中で、
衣装を着た役者が息づいた瞬間、
ほんとにほんとに心で叫んでました。
萬劇場さんが天井が高いのと、
奥行きがあるのと、
客席が稼働席までフラットなのでそれも生かせたのもあります。
打ち合わせはしてるし図面もあるし稽古場で通しもしてる。
けれど劇場に入ってそれぞれが融合した瞬間。
どの作品もそれにいつも心踊るのですが青レテは格別でした。
ハグカラーが思い切り出たのも
長くやってくださってる皆様の技術と感性のおかげ。
場当たりで実際の美術、照明、音、衣装をみて更に深めていく作業。
美術、監督の井上さんが小道具の鳥かごを
美術、明かりに合わせて、カラーを変えてもよいか?その方が、明かりに当たった時、この美術の中で際立つからとおっしゃってくださったり。。鳥かご大事だから。と。翌日のその映え方ったら。
中央の真ん中は、小さな回転舞台になってるんですが、これがまた世界観を広げてくれた。
これも井上さんアイデアです。
青レテはダークファンタジーで、
お話は難易度高ですが、、、
スタッフさん、劇場さん、役者、と総合芸術を互いに生かしあったのがよく出てて、
ほんとにハグカラー満載なので、
良かったら是非観てくださいませ。
2017年 萬劇場 にて上演いたしました。
DVDはこちらで販売してます。
キャスト紹介映像やDVD撮影編集も痺れるのですよー。
はあ。皆様すごい。。
劇中、
戦火を生きた人々が、空を見上げ
「幸せな空だ」という台詞があります。
その空に祈りをこめて。
ハグハグ共和国 vol.31「青の鳥 レテの森」(2017年) @萬劇場
なぜ ひとは私を探す
なぜ ひとは私を追い求める
私は絶望と共にあるのに
なぜ ひとは
勝手に不幸になるんだろう
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約2分ほどの公演の編集動画だけでもみていただけたら嬉しいです。
美術、明かり、衣装、試しに
みてみてください~!!
そして2017年公演終了後のブログは、こち、
スタッフさま、客演さま、メンバーを紹介させていただいです。