ココロのスケッチ

絵を描くように綴りたいです。

ハグハグ共和国『おとなずかん①今日ほど素敵なショウはない』あらすじコンテスト番外編。

ハグメンバーあらすじコンテスト。
大賞、次点に続き。

さあ、ここからは番外編ですよ~。


ボツではありません。決して。
番外編です。

番外編は番外編で、個性がまた更に溢れ出しまして、
あらすじじゃないかもしれないけど、
なるほどねって感じで
別の角度から次回公演を楽しめるものでありますの。


今回、ご紹介するのは、
ハグハグメンバー、旗揚げメンバーであり、
副代表の月野原りんちゃんの作品です!


そりゃ旗揚げメンバーですもん。
ツーカーですわよ。
だから、あらすじなんて、そりゃもうお手のもんですよ。


なので!
今回のりんちゃんのは、9月公演とハグハグと私、
という筋の通ったあらすじです(笑)



ハグハグとは?
りんちゃんとは?
という感じで心地よいです。


ちなみに、端々にズバリがたくさんあります。
ズバリ探しもしてくださいね~♪



なかなかの長文なので
今回は、りんちゃん作品ひとつをご紹介です!



大賞、次点を読んでいただき、
これを読んでいただき。

ん?となって、また大賞を読んでください!(笑)



きっと、いろんな発見があります!


たぶん。


************************



★メンバーりんちゃんによる
 あらすじ★






ハグハグ共和国第27回公演。
その名も。
『おとなずかん ①今日ほど素敵なショウはない。』



【あらすじ】



とりあえずさ、なんで平仮名なのかって事よね。『大人図鑑』じゃないのよ。
日本じゃ成人したら誰でも大人って呼ばれちゃうけど、中国じゃ『大人』っていったらターレンっ読んで、徳の高い信頼のおける人のことを指すのよね。
芝居の中にそんな徳の高い人ばかり出していたら感情移入し辛くて面白くないでしょ?それを期待して来られても困るわけだし。間違えない様に平仮名になってるの~ここだけの話。

あと、ちょっと前に流行ってたあれね、『こ○とずかん』。あれをやってみたかったのよ。
そんで、今時の子みたいに“ブサ可愛い”のを「かわいい~♪」って言ってみたかったけど、さっぱり実感が。だって、不細工は不細工と言うことで、可愛いとは違うじゃないか!ってまぁそれは横道にそれたのでおいといて。


あたしがこれ以上大人になりたくないって思ったのは13歳の時だったけど、その大きな理由の一つは、大人の体型になりたくないってことだった。当時まだ胸がまな板だったので、負け惜しみ的な意味もあったのだけど、無駄な肉の付いた身体がすごく惨めに思えて、大人になんか…と思ってたわけ。窓ぎわのトットちゃんは、ブルマの下の太ももがプルルンって揺れるのに憧れたけれど、私はダメだった。

「大人は汚い」とか「大人はずるい」とかって、子供が大人を嫌がるけど、それには抵抗があってさ。じゃああんたはどんだけ綺麗で純真で偉いんじゃ?って、子供と呼ばれる人達に対して思ってた。あんたらはそのまんまを許されてるだけじゃい。大人は時間に余裕がないから遊べないだけなんだろ?と。
でもまぁ、その場の流れで「大人なんて勝手でズルい!」と言ってはみる、そんな子供でしたわよ。

でもね、「時間が経つ」ってことは、大人だろうが子供だろうが人間を変化させるものなのよ。

いわゆる大人の体型になりたくなかったあたしは、太ももがプルルンとする大人に育ち、腰回りの肉をどうにも出来ずに「着痩せするコーデ」なんて雑誌を熱心に勉強したりして、まぁこんなもんだろって日々過ごしてる。
子供だってずるいじゃん?と思って来たけれど、最近は、ずるくて何が悪い?とまで開き直り。挙句それが人間じゃないの?と豪語するまでになる。ずるいことを悪く思われ過ぎないことが肝心。果てない野望のためには、自分が変わって行くこともありなんだと。

時間の流れは止められない。だからこそ、今のこの瞬間がかけがえの無いものになるのだと。


え?
ちっとも【あらすじ】じゃないじゃないかって?


甘いわい。
ハグハグ共和国を観たこたのあるお客様に、どんなあらすじだった?って聞いてみなって!きっと困ると思う。てか、一行で言えたとしても、何だかその本質をうまく伝えられずにもどかしい思いをして更に、文章にするのが苦手なんだなという印象を持たれてしまう人のどれだけ多いことか!

今日、一緒に食事した作家さんが言ってましたわよ。
話の筋が一本通っている芝居はわかりやすくて面白い。つまりあらすじの書ける芝居。
でも、伝えたいことの筋が一本通っている芝居、これもまた面白い。つまりあらすじを書こうとすると支離滅裂になる芝居。

ハグハグ共和国のお芝居は、言わずもがな…?

ま、そんなことは蓋を開けてみないとわかりませんからね。

貴方が。
是非。
劇場で。
私達と!
確かめて下さいね!
…という宣伝につなげるずるいおとなより。


注※これを書いた人は、ハグハグ共和国の脚本家ではありません。



**********************


座組一同、心よりお待ちしております!!



さあ、残るあらすじ作品もあと4つですよ~♪


そして、9月公演のその前に。



8月22日の夕方から、
池袋サンシャインの噴水広場で
池袋演劇祭のCM大会があるのですが、
そのイベントに
ハグハグ共和国も出演します。


約三分ほどのコマーシャルタイムですが、
皆様、サンシャインに遊びがてら、
良かったら是非、お立ち寄りください~♪