ココロのスケッチ

絵を描くように綴りたいです。

ハグハグ共和国『箱の中の空』タカラモノ。

前回のブログで書かせていただいた、出演者たちからの素敵なプレゼント。
f:id:cocoro-sketch:20111219190958j:image:w360
f:id:cocoro-sketch:20111219191012j:image:w360

打ち上げでもらいました♪

15人のメッセージ入りの色紙。2枚ですヽ(*´∀`)ノ

みんなが内緒で用意してくれてた。
そこにこめられた想い。

ひとりひとりのメッセージを読んでほんとに嬉しくて有りがたかった。


綺麗事でもなんでもなくて。

受け入れてもらえるってことは、当たり前のことじゃない。


何にでも、どんな場所でも、言えることかもしれないけど、
当たり前に何でも受け入れ、許されるほど世間は甘くない。


この約10年、いろんな想いを味わってきました。

もちろんそれを知って離れていった人もいるし。
お金目当てだったり。道具だったり。
けどそういうもんだって想ってきた。


だからこそ。
こんな私を受け止めてくれたみんなに本当に感謝しています。


今回の登場人物の中で六人の女の子たちの本名は出て来ません。
が、もちろん本名はあります。

そうそう、今回は、
出演者全員に役の履歴書を提出してもらいました。

履歴書というか釣書というか?まあ、私が質問を考えたんですけど。

その履歴書が実に面白く。

台本から読み取ったモノ以外に、役者の想像力で広がっていくその役の人生。
もちろんそこには役者としての自分の引き出しもあるかもしれない、いろいろ想像したり
話を聞いたり、いろいろなアンテナをはってまた引き出しを増やしたかもしれない。

とにかくそれぞれあらゆるアプローチで履歴書を完成させてもらったんです。

そして、みんなで読んでしばらくしてから完成体を全員に配布。

面白いもんで、この履歴書でなんとなく関係性、自分以外が喋ってる時の表情や目線、
動線、
無意識かもしれないけど、ナチュラルに浮かび上がってくるんです。

難しいのは演じる側が知ってることでも、役柄上は知らないということ。
でもこれって表現する上で凄く大切だと思うのですよね。
モノづくりの意識というか。

これは長くなるからまた今度(笑)

でもこの履歴書もタカラモノ。

自分で描いた作品のキャラクターを役者さんが膨らましてくれる想いって
作演出にとっては物凄い喜びだと思う。
あと、私の脳内だけの設定じゃつまんないもん。


そんなわけで。役者のみんなへ、
作演出の久光真央から・・想いをこめて。

役柄へ、役者へ・・・

あ、みれどからではありません(笑)
だって、みれどからだったら「ありがとう」ばっかりだもん。。。



えーと。・・・・続く。


↑なんか凄いこみ上げてきたので、また今度Σ(´∀`;)



実は。
『箱の中の空』終わってからも、台本を手直ししたりしています。

なんかね、本番中もずっと想ってた。
これ、まだまだ育っていく作品かもしれないって。

台本を練り直せばもっともっと、役者も役柄も生かせるかもしれない。
あの「箱」の中のあの想いも。もっと。


人生何が起きるかわからないけど。
踏み出したあとの現実はきっと誰もが経験する。

もうちょっと手直しをして。
1時間45分くらいにはなってしまうかもだけど。

あの箱にあうハコ・・。
舞台は広すぎず。
座り芝居が多いからお客様から見やすく。お尻が痛くならないお席がいいな。


とにかく。また、この作品をやりたい。
ひしひしと想ったのです。


まだ生まれてきそうだ。。
やり残した・・とか、後悔の意味では全くなく。


舞台を終えたからこそ、思うこと。

可能性がみえたというか。なんていうか。


再演するとしたら同じ役者でやりたいなあ。。。
だから。
みんながやりたいって言ってくれるような、もっと良い台本を描きたい。


まだまだ精進、精進。

そして一歩ずつ前進するためにも。

いろいろ勉強し、経験し、体験し、
広げていけたらいいな。


あ。色紙ともうひとつ、演出助手ノートももらいました。
これもタカラモノ。
まいにちの稽古の様子がすぐわかる。
凄いアイテムです。
それもまた次回のブログで♪
(*´∀`*)