ココロのスケッチ

絵を描くように綴りたいです。

ひとつのこと。

小学校を卒業する時に教わった歌です↓

♪いま終わる、ひとつのこと。いま越える、ひとつのやま♪

最初の歌い出しが、こんな歌詞だったかなぁ。


12歳ながらに、とても感動したのです。


山を越えても、また次の山があるってことにも。

人生には、区切りがあるんだなってことにも。


そして山脈のように、ひとつずつの山が、きっと連なっているんだろうなってことにも。


つながり。続いてる。


人生は一度きり。

哀しいくらいに。
切ないくらいに。

ひとりにひとつの人生しかない。


ひとつの一度きりの人生を、与えられて全うするならば。


ひとつひとつを大事にしていかねばなって思う。

何度も転んでしまうけど。

人は、笑っていれば、幸せになれるって信じている。


先日。18歳の時に、1人暮らしを始めた某所を訪れてみました。

住んでたアパートは取り壊されて、新しいアパートになっていました。
でもアパートの名前に当時の名残がありました。

ノスタルジックに浸るだけなわけではなく。

自分が進んでいる「今」に感謝を抱きながら。


それから東京に出てきて、最初のバイト先のケーキ屋さんも覗きに行きました。

社長が今も健在で、お店にいました。

数年もお世話になったのだけど、20年ぶりになってしまうので、さすがに覚えてないだろうなって、ご挨拶は遠慮してしまったのだけど。。

お元気そうで何よりでした。

相変わらず、お元気にお仕事している様子に励まされもしました。たぶんもう70代かなー。


確実に。時は流れている。
そして確かに、進んでいる自分。

越えてきているんだな。

目をそむけたら
耳をふさいだら
見失う。


今いる自分の場所を。感じながら。周りを見ながら。

あらゆる力を信じて、
また山を登っていく。